美少女ロボット計画2017 第12章 ロボットは生死の概念を変える

美少女ロボット計画

もし人間の人智を超えたロボットが世の中に現れたのならば、壊されても修理可能な上、酸素のない宇宙空間や極寒の南極や果てしない猛暑の砂漠や果てしなく長い洞窟、エベレストやマリアナ海溝でも平気で飛び込むことが可能で人類の如何なる天才をも上回る知能と不老長寿であるとすれば、死や地球の終末論といった概念を打ち破る事になります。

あとは神様の教えを学ぶだけで神を超えた存在になるのです。

今まで人間をはじめ命のある生き物全ては此の世に生を持って産まれたら、いつかは年老いて死ぬのが当たり前とされてきました。

然し近年では人間を段階的にサイボーグ化して、ロボットに自分の脳から精神転送(魂の移植)して不老長寿に意識と心を持たせる技術が現実味を帯びてきた時代になってきました。

 

応用例

あなた自身の肉体が死ぬ時、そてまで自分の嫁(伴侶)として扱ってきた美少女ロボットに精神転送するか、あるいは新しい完成前の美少女ロボットに精神転送するかの二択があります。

これで自分の死後の世界も楽しくなりそうだと思います。

 

5月6日

カラパイアでイタリアの脳神経外科医師のセルジオ・カナベーロ(Sergio Canavero)博士は今年12月にも、遅くとも3年以内に頭部の移植手術計画の準備に着手しようとしています。

カナベーロ博士によれば、Texas-PEGという液体を用いて脊柱を完全に切断した動物の動きを回復させる事に成功しており、彼は人体冷蔵保存で有名なアルコー延命財団の患者を蘇らせたいと願っているそうです。

彼は 「仮にこれに成功したとすれば、人類の世界観が一変することは間違いない。「宗教は永遠に一掃されるでしょう」「宗教はもはや必要なくなります。死を恐れる必要がなくなるからです」

人間が生死の概念を変える事が出来たならば、サイボーグやロボットは神を超える存在になるからです。

また彼は「意識は死から蘇ることができると分かれば、人はもはやキリスト教も、ユダヤ教も、イスラム教も必要としなくなる。そして人生の意味は?との問いも余計なものになるだろう」とカナベーロ博士は話しています。

 

また、ロシアのドミトリー・イッコーフ(Дмитрий Ицков)博士は2013年5月20日に「人間の魂をロボットに移植して、ロボットの体内で生きる計画」を発表しています。

彼は31歳の時、「人は死を恐れる。老化を恐れる。人間の意識をロボットに移植することで永遠の命すら手にいれられる」と言いました。最終的には外科的手術を要することなく、人間の脳の情報を体から取り出し、まるで幽体離脱した魂が乗り移るかのごとく、意識だけがロボットにするっとアップロードできる技術開発も検討中だと語っていました。

「私達の身体能力の限界や病気、そして死から人類を救うことはできません。私達は老化や死さえも排除し、そして今この身体から制限されている物理的、精神的な能力の根本的な限界に打ち勝つ必要があり、それは可能だと考えています。2045年になる前に、機能性において現実の体を超えるだけでなく、完璧な姿をし、人体に負けないぐらいの魅力を備えた人工的な体が造られるでしょう」

「新しい人間は、非常に広い範囲に及ぶ数々の能力を授かり、高温や圧力、そして放射線や無酸素といった、過酷な外部環境にも容易に耐えるでしょう」

「私達が提案するのは、単に人工的な体を創るための機械論的なプロジェクトだけではなく、全体的なシステム、つまり人間の知的、倫理的、物理的、精神的、心的な発展のためのテクノロジーや価値、そして観点なんです」

ドミトリーは先ず外科的な方法で人間の意識をロボットに移植することを計画しています。その後、手術せずに意識をアップロードして、人々が脱け殻同然のヒトの肉体を捨て去り、ロボットの体内で生き続けるという計画です。 

 

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以上リンクの9、10より引用

精神転送

私たちの記憶を コンピューターに移し替えることに可能性はあるものの、意識(精神)を移し替えることができるかどうかは未解決の問題です。ロボット工学を使った身体に精神をアップロードすることは、人工知能の目標の一つとされることもある。此の場合、脳が物理的にロボットの身体に移植されるのではなく、意識を記録して、それを新たなロボットの頭脳に転送する。今のところ精神の状態を複製できるほど精密に記録する技術は無く、またコンピュータ上で精神をシミュレートするのにどれだけの計算能力と記憶容量を必要とするかも分かっていません。

 

惑星の不死

太陽は何億年もすれば寿命が来て爆死します。どんなに我々の技術が高度になっても、しかしながらどんな対抗策を練ったとしても、宇宙の熱的死を避けることはできないであろう。  

太陽系が人類の住めない灼滅地獄と化しても、ロボットが太陽系を離れ、他の銀河の惑星で暮らせばいいだけの話ですが、全宇宙空間全てが熱的死を遂げた場合はなす術がありません。

 

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HUMAI社の創業者ジョシュ・ボカネグラ氏によれば、人間の復活は今後30年以内に可能になるといいます。


脳を冷凍し人格チップに接続

その詳細は具体的には明らかにされていないが、どうやら脳を冷凍し、”人格”チップに接続する技術が中核にあるようだ。同社の説明によれば、人工知能ナノテクノロジーを利用し、「会話の癖、行動パターン、思考プロセス、身体機能の完全なデータを保存」する。

 このデータは、”マルチセンサーテクノロジー”にコード化され、死者の脳とともに人工の身体に内蔵される。さらに脳が十分に成長すれば、クローンナノテクノロジーでこれを復元し、蘇らせるのだという。

このプロセスにかかる費用や脳を入手する方法については不明である。しかし、ボカネグラ氏は、「死後、コールドスリープ技術で脳を冷凍」すると語っている。

技術が完成した暁には、脳の義体(漫画・アニメ『攻殻機動隊』シリーズ中で使用される、サイボーグ化した体を意味する造語)への移植が開始されるそうだ。また、義体の各機能は脳波によって制御するという。これは最先端の義肢で採用されているものと同じ技術である。

 

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確かに、これらはコピー可能で、安全な場所に貯蔵できるかもしれない。850億個の神経細胞からなる脳のマッピングは難しそうですが、インターネットのそれと全く別物というわけでもないです。

フラメルは脳のアップロード計画に全財産を投じ、数年後に彼の望みも夢ではないと感じるようになった…が、そこには重大な罠がありました。物理的な脳内の情報を移転するには、脳を破壊しなければならないのだ。だが、すでに85歳になっていた彼は、幾度かマウスで実験を行った後、結局実行することを決心しました。

フラメルの物語は単なる寓話だが、脳のアップロード、すなわち”脳全体のエミュレーション”はここ数年で大きな脚光を浴びている分野です。「理論的には脳のコンピューターへのコピーは可能であり、死んだ後の命の形をもたらしてくれます」と、昨年スティーブン・ホーキングは述べています。

此の分野に於いて、現在最も有名な取り組みは、ロシアの大富豪が資金を提供する2045イニシアティブと呼ばれるもので、「個人の人格を高度な非生物キャリアに転送し、不死も視野にいれた延命を図る」ことを目的としています。

自意識がコピーを生き延びることができるか否か見解の一致を見ないという事実は、意識と自己認識についての一般的な理解が、極めて薄弱で限られたものであることを思い起こさせる。科学者はそれを定義することができず、哲学者もまた手こずっています。

私たちが意識と呼ぶものは、「その環境的文脈の中における一個の動物の達成」なのだそうです。その意味では、重大かつ意識ある不死には、電気的な脳だけでなく、それに従う精巧なロボットの身体を持ち、周囲の出来事を感知するしっかりとした神経を備えることが必要でしょう。

多分、とってもっと上手いやり方は、脳をコピーすることではなく、自己を新しい物理的な受け入れ先に移し替えることだと思う。新しい貝殻を探すヤドカリのように、不死は自己をコピーすることではなく、現在の生物学的な家からゆっくりと離れ、もっと長持ちする場所へ引っ越すそのプロセスを作ることなのかもしれない。これはイェール大学のスティーブン・ノヴェラが指摘したことです。