美少女ロボット計画2017 第17章 将来のロボット社会と経済の行方

美少女ロボット計画

此処では美少女ロボットに限らず、それぞれの産業・職業の目的に最適化されたロボット全てに当てはめて考えていきます。

先ず第1段階として人間によって造られたロボットと人間が、つまり人間とロボットの共存社会の時代が来るとします。初期の段階ではロボットは人間の所有物に過ぎない時代で、人間社会でいう『お金』は人間が生きていく上では未だ無くてはならないものです。

此の時代ではロボットを製造する会社が経済の覇権を握っている事は間違いないでしょう。

 

次に第2段階として、日本や世界の先進国の凡ゆる産業分野の会社が従業員を次第にロボットに置き換え、原材料の製造現場から製品の加工、そして販売までを全てロボットに任せる時代が来ると、その製品は一気に値段が安くなるか無料で手に入る時代が来るでしょう。

そうなると競合相手は倒産するか(株の大暴落)、やむなく従業員や製造ラインを完全にロボット化せざるを得なくなります。

此の時代になると人間の失業者がだんだん増えていき、人間がロボットに競争で勝つ為に自らの身体をサイボーグ化する事を目指すエリート人類が登場します。

 

そして第3段階は、

人間・ロボット・サイボーグ

の三つ巴の争い社会が始まります。此の時代になっても、人の価値観によっては昔のように人間同士が愛し合い子孫を残したいと考える人間もまだまだ沢山いるでしょうし、中には不老長寿でありたい為にサイボーグになる人間も少なからずいるでしょうし、

(そのサイボーグの姿は此の計画で言う美少女ロボットの姿なのか、生前の姿を模した物なのか、それ以外の何かでしょう)

此の時代では既に『経済、お金』の概念がなくなる時代に突入しているかもしれません。但し日本だけがそうなると外国人の受け入れや外国からの製品を輸入するのにカネはどうしても必要になってきます。そうなると日本と同レベルにロボットが普及した国の製品しか輸入できなくなると思われます。

此の時代では人間がカネがなくても安心して暮らせるよう、ロボットやサイボーグが身の上の世話をしてくれると願いたいですね、気が遠くなるような遥か未来の話ですが…